
美容オリンピックを再現する
帰国報告ライブ&デモ |
M‘Sバンドの生演奏でイベントがスタート
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この日は2回のステージが行われました。
会場には大分市内の美容専門学校の学生など約200人の観客が訪れ、林健太郎さんが美容五輪のクリエイティブとイブニングパーティ用のヘアスタイルの2部門で評価を受け、日本チーム団体6位に貢献した世界トップレベルの妙技を見入っていました。
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イベントには大分市を中心に音楽活動を続けているM‘Sバンド(バンドマスター・林モトヲさん)が出演し美容ライブを盛り上げました。リパブリック讃歌、ダニーボーイ、テネシーワルツなどが演奏されると観客席から盛んな拍手が送られていました。 |
シカゴで評価されたヘアスタイルづくりを
披露する林健太郎さん |
クリエイティブ ヘアスタイルの
ウオーキング |
ライブ&デモは競技時間、規則などが本番どおりに再現されました。クリエイティブ部門(創造的なヘアスタイル)とヘア・バイ・ナイト部門(イブニングパーティの装いを演出するヘアスタイル)を林さんは限られた時間の中でヘアスプレイやドライヤーを巧みに使い、作り上げていきました。
健太郎さんは祖母の故・林アサ子さんが開業した大手町会館エッチ美容室の3代目。「父モトヲさんのカッコイイ姿を見て美容師を目指した」といいます。
2002年にヘアスタイル技術部門で全国優勝するなど頭角を現し、全欧美容技術選手権大会への出場などの実績が評価され、美容オリンピック出場(日本チーム4人)の切符をつかみました。 |
美容オリンピックのクリエイティブ部門は競技フロアに入る前、モデルの髪は濡れてまっすぐ後ろに梳かされていなくてはなりません。カラーは2色以上の調和されたグラデーションで、スプレイカラーは禁止です。メイクアップとアクセサリーはヘアスタイルと合ったものでなくてはなりません。競技時間は20分間で、ご覧のヘアスタイルが出来上がり、ウオーキングの途中、ポーズをとるモデルに多くの人のカメラが向けられていました |

ヘア・バイ・ナイト
イブニングドレスに似合ったヘアスタイル |
ヘア・バイ・ナイト
うしろの流れるようなデザイン |
イブニングスタイル競技はモデルがヘアスタイルを変えないまま競技フロアに戻り行われます。競技時間は35分間です。ヘアピースは頭の表面の40%以上を覆ってはいけません。選手は競技中にハサミを使ってヘアスタイルをきれいに整えることができます。装飾品としては、髪の毛または、それに似た繊維や物質でできている装飾品、総カツラ、ヘアエクステンションは禁止です。
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衣装はイブニングパーティに出席するような上品で、調和のとれたものでなくてはなりません。日本でも若い人たちが結婚式やパーティで大胆なデザインのドレスを着こなすようになってきましたが、ヘアデザインやメイクアップ、アクセサリーの使い方などの点でまだ、欧米に学ぶ点が多いといえそうです。 |
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3月1日から3日まで米国・シカゴで開催された美容オリンピックには48か国が参加しました。
優勝はドイツ、2位韓国、3位フランス、4位ロシア、5位ウクライナで日本チームは6位でした。
世界の強豪の中で第6位の成績を収めた日本チームの林健太郎さんは当サイト「フィフティプラス大分」のもっときれいになるコーナーの専属美容師です。
次のようなメッセージを寄せてくれました。 |
【 世界チャンピオンを夢見た1分1秒が自分の宝 】
夢であったナショナルチーム・JAPANのユニフォーム。日の丸を背負っての行進がシカゴで現実となりました。半年に及ぶトレーニング中、いろいろな迷いと自分との戦い、仲間同士でも順位がつく厳しさ、何度も泣き・・悔しい思いをしました。なんのためにやっているのか自問自答する日もありました。そんな時に励ましあったのがモデルと仲間たち。みんなで世界チャンピオンを夢見た1分1秒が自分の宝です。チャンピオンは逃しましたが、自分はまだ30歳です。競技が終わったあと流した涙は一生忘れません。
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林健太郎さんの弟子たちが全国大会へ |
林健太郎さん
「世界チャンピオンを育てたい」 |
| 林健太郎さんの弟子たち。大手町会館エッチ美容室の清原祐介さんが大分県代表として、日本一を目指して、ことしの11月18日に福岡市で開催される第36回全日本美容技術選手権大会・ヘアスタイルの部に出場します。また高野香織さんもこの全国大会、中振袖着付けの部に大分県代表として出場し入賞を目指します。林健太郎さんの妻恵さんも平成18年度の大分県美容技術選手権大会、中振袖着付けの部で優勝。「あっという間に和装花嫁衣裳に早変わりする花嫁着付けに挑戦したい。」と話しています。 |
全世界65か国から選び抜かれた各国代表の美容師選手団と観客・応援団や関係者など約6500人が一堂に集まり世界チャンピオンの座とそれぞれの国の名誉を背負った熱い戦いが終わりました。林健太郎さんは「美容オリンピック出場のプロセスで得たものは計り知れないものがあります。これで競技は引退しますが、今後の目標に世界チャンピオンを育てることを掲げ、新たな一歩を踏み出します。」と力強く語りました。 |
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取材/撮影/文 渡辺隆司 |